年齢を重ねるにつれ、シワが増えてくるのは自然の摂理といいますか、避けられないものですがやり方次第では、だいぶ遅らせることもできます。
シワができると、シワ=乾燥と思いがちです。
保湿を心がけるようになりますが、保湿することによってあなたのシワは改善されましたか?
保湿で改善されるシワは、深いシワではなくちりめんジワです。
きっと多くの女性が気にするシワは、表情が戻ってもなくならないシワだと思います。
これを真皮のシワといいます。
40歳を過ぎると、コラーゲンの量が急激に減り、お肌が弾力を失い硬くなることで、表情ジワが真皮のシワになります。
シワの原因とは
ちりめんジワ
目もとなどによく見られる浅く細かいシワ。
一般的に小ジワと呼ばれるものです。
原因
乾燥によって起こります。
子供でも冬場に乾燥する時期に見られます。
表情ジワ
顔の表情に合わせて出来るシワ。
加齢とともに表情が戻っても、シワが残り真皮のシワへと進行していきます。
原因
表情に合わせてできます。
真皮のシワ
表情を動かしていないのに、額や目尻にシワが刻まれているのは真皮のしわです。
原因
加齢や紫外線によって真皮のコラーゲンが減少・変性することで起こります。
シワやたるみが気になるからといって、安易に表情筋エクササイズやマッサージはオススメできません。
表情を大きく動かすようなトレーニングや、強い刺激のマッサージは、すでに弾力を失っているコラーゲンを引っ張り、伸びたり切れたりして、よりダメージを受けシワを深く刻んでしまいます。
真皮のシワの原因はコラーゲンの減少
真皮のシワは、コラーゲンの減少・変性によって起こります。
だからといって、コラーゲンが配合されている化粧品をつければいいかなと思うかもしれません。
でも、化粧品に配合されているコラーゲンは保湿のためのものです。
コラーゲンは、分子が大きいため、塗っても真皮まで浸透することはありません。
また、これらのコラーゲンの多くは魚の骨や皮から取ったもので人間のお肌のコラーゲンとは構造が違うため、お肌に定着することはありません。
飲むコラーゲンは有効?
身体の外からつけても浸透しないなら、飲むコラーゲンなどで摂取すればいいと思いがちですが、それも間違いです!!
コラーゲンを摂取したからといって、そのままお肌のコラーゲンになるとは限りません。
コラーゲンはタンパク質なので、体内に入ると、一度アミノ酸に分解されます。
それが、そのままお肌に届くわけではないんです。
じゃぁ、一度できてしまったシワはもう消せないの?
そんなことはありませ。
ここからは、シワを改善できる方法をお話します。
シワを改善する!
ちりめんジワを改善する!
一番簡単に改善できるのがちりめんジワです。
ちりめんジワは保湿を心がけることで改善できます。
表情ジワを改善する!
表情が豊かな方ほどできてしまう表情ジワ、これって意外と気になるものですよね…
どうしたら、いいのでしょう?
それには適度の筋力トレーニングが効果的です!!
市販のグッズを利用する
弾力性のある素材を使った素材を使ったり、バネが組み込まれた市販のグッズを口にくわえて使って適度な筋力トレーニングをする
ペットボトルでトレーニングする
- 500mlのペットボトルを用意する
- くちびるで落ちあげてキープする
- これを3回繰り返す
ふたを取ってごく少量の水を入れる
歯は使わずに唇でペットボトルを加えて持ち上げて、そのまま10秒間キープする
2を3回繰り返します
慣れてきたら、少しづつ水の量を増やしていきます
低周波美顔器を使う
真皮のシワを改善する
難しいのは真皮のシワです。
表情に緊張感を持つようにする
口をぽかんと開けているのと、きちんと口を結んでいるのとでは、筋肉のたるみが違います。
普段のなにげないときも、だらしない表情をしていないかチェックしましょう。
化粧品でケアをする
ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビル)
リン酸型ビタミンC、リン酸パルミチン酸型ビタミンC(APPS)など、ビタミンCをお肌に吸収しやすい形に変えたもの。
体内でのコラーゲン合成に不可欠な成分です。
美白成分として、また皮脂の分泌をコントロールするため、毛穴ケア用としても用いられます。
ナイアシン(ビタミンB3)
コラーゲンの合成を高めます。
刺激が少ないので、お肌が弱い方は、まずこれから試してみても。
ニキビ予防にも用いられます。
お肌の中でのセラミド合成を高めるので、アトピーなどの敏感肌を改善するという報告もあります。
レチノール
ビタミンAの一種で、お肌のターンオーバーを促し、コラーゲンを増やす作用があります。
目もとの小ジワやクマにとくに有効。愛クリームに配合されている場合が多いです。
AHA
アルファヒドロキシ酸の略で、ピーリングに使われる水溶性の酸。
グリコール酸、乳酸、クエン酸などはAHAの一種です。
また、フルーツ酸というのも、化粧品の表示では似たような意味で使われます。
BHA
サリチル酸のこと。
AHAと同様にピーリングに使われます。
油性なのでAHAよりも毛穴への浸透がよく、ニキビ、ニキビ痕、シミ、シワのケアに有効で、刺激が少ないのもメリットです。
ただし、日本では化粧品に配合できる量が制限されています。
市販の化粧品でBHAピーリングを行うことは困難です。
一部の美容皮膚科で行っていることもあります。
などの化粧品に配合されている成分もお肌に有効なのですが、これらはあくまでも補助です。
私が目指すのは、自力のお肌力を高めることにあります。
それには、どうすればいいのか?
体内からコラーゲンを作り出す
体内からコラーゲンを生み出す身体になるにはアルギニンという成分が不可欠になります。
コラーゲンやエラスチン、ヒラルロン酸を増加させるのは、成長ホルモンです。
この成長ホルモンの分泌を促すのがアルギニンなんです!!
成長ホルモンについて、中段あたりで触れていますので、興味のある方は見てください。
シワやたるみの原因と改善方法について書いています。
しわやたるみは改善できないの!?
アルギニンについて、こちらの記事で詳しく書いていますので、良かったら読んでみてください。
アルギニンがもたらす効果!
自前の皮脂を分泌させる
そして、このサイトでは何度も何度もしつこいくらい言っているクレンジングマッサージです。
クレンジングマッサージについて、詳しく書いていますので見てください。
肌トラブルにはクレンジングマッサージ!
クレンジングマッサージが終わったら、洗顔をしましょう。
洗顔について、詳しく書いていますので見てください。
洗顔料は頬で泡立てる!が新常識!!
まとめ
アルギニンを摂取して、成長ホルモンの分泌を促し、体内からコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出し、クレンジングマッサージで外部から刺激し、自前の皮脂でお肌を潤すことで、若々しいお肌をキープすることができます♪
これらのことを実践して、みなさんも赤ちゃん肌を手に入れてくださいね!(^^)!