食生活に気をつけて、高価な化粧品でケアしても、肌トラブルが改善されないという方は、睡眠環境を整えると赤ちゃん肌に近づけるかも知れません。
睡眠は大切に
睡眠は大切とはわかっていても、やりたいことがあったりして、どうしても睡眠時間を確保できないことってありますよね。
また、寝ようと思っても思うように眠れない不眠に悩まされて眠れない方もいると思います。
睡眠不足が続くとお肌がくすんだり、吹き出モノが出来てしまったり、肌トラブルが絶えなくなってきます。
お肌にとって睡眠不足は深刻な問題なんです。
実は、食生活よりも睡眠不足はお肌に大きな影響をもたらします。
お肌のためには、成長ホルモンの分泌が必須です!
成長ホルモンを分泌させるには、質の高い睡眠が必要です!!
スムーズなターンオーバーを
お肌は寝ている間に再生するので、睡眠不足が続いてしまうと、お肌の生まれ変わりが滞り老化が進んでしまいます。
お肌は、表皮の基底層で生まれ、上に押し上げられて、古いものが赤として剥がれていきます。
このお肌の再生リズムをターンオーバーといいます。
日中、活動しているときは、血液は脳に集まっているため、皮膚にはあまり届いていません…
睡眠中に脳の活動が休止してから、やっと皮膚や内臓に血液が届くことになります。
極端なことを言えば、帰宅が遅くなってしまったら、食事やスキンケアに時間をかけるより寝てしまったほうが、お肌にはご褒美なんです!!
ですから、睡眠を今よりもっともっと、比重を置いて考えるようにしてください!!
睡眠の質
睡眠は大切だということを理解して、きちんと睡眠時間は確保できても質の高い睡眠が取れないと、あまり意味がないんです。
眠りが浅い、なかなか寝付けないなど不眠傾向が強い方は、毎日の生活環境が原因なことって結構多いんです。
私も一時期、不眠で疲れも取れないし、お肌も荒れていく一方だったし…
今は何とか不眠から解消されましたけど(^^)
眠れない原因
仕事で一日中、ほとんど動かずにパソコンに向かっているような方は、頭が疲れているのに身体は疲れていない。
24時間テレビやパソコンを見れたりすると、脳が刺激されてしまう。
これらが快眠を妨げている原因です。
快眠環境を整えましょう
睡眠時間を確保できなていない方、不眠傾向が強い方は、これからあげることを気をつけてみてください。
入眠一時間前には部屋を暗くしましょう
脳を活性化させる光の刺激を眠りに入る一時間前から部屋を暗くしましょう。
照明が調整できない場合、間接照明などに変えてみるなど工夫しましょう。
パソコンや携帯電話の光も刺激になりますので、就寝一時間前には控えましょう。
脳を刺激しないように
テレビ、パソコン、歌詞のある曲などは、脳が刺激されてしまい眠りに入りにくくなってしまいます。
逆に退屈と感じるような映像や本などを見るなどすると、眠りに入りやすくなります。
入眠20分前に入浴を終える
人間は眠りにつくとき、体温が急激に下がるほど眠りが深くなります。
この効果を利用して、入浴で体温を上げて、体温が下がらないうちにベッドに入りましょう。
でも、お風呂が熱すぎると眠気が飛んでしまいますので、お湯の温度は40℃くらいに。
好きな香りでリラックス
嗅覚は5感のなかでも唯一、大脳辺緑系(感情の中枢)に直接作用します。
ラベンダーの香りは、睡眠を促すといわれていますが、好きな香りでも効果的です♪
精油やお香などで香りを取り入れることをオススメします。
カフェインは20時までに
コーヒーや紅茶、緑茶にはカフェインが含まれていますので、20時以降は飲まないように。
寝る前に飲むのであれば、眠気を誘うカモミールティーやハーブティー、ホットミルクなどがオススメです!
寝室を快眠できる環境に
ベッド、枕、布団、pajamaなどの寝具類は睡眠の質を左右します。
光や音など、睡眠の妨げになるものは、できるだけ改善して、リラックス空間を作りましょう。
眠れないときは気持ちを切り替えて
そんなときは、気持ちを切り替えて起きて本を読んだり、パソコンをしたり、1日くらい寝なくてもいいやと気楽に考えましょう(^.^)
大半の不眠は病気ではなく、生活環境だけで改善できることも意外と多いんです!!
ですから、簡単に薬に頼らずにまずは、快眠できるような空間作りや生活環境を整えましょう。
大切なのは最初の3時間
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があって約90分周期で、この2つの睡眠が繰り返されます。
とくに最初の3時間の睡眠が深く、このときに成長ホルモンが多量に分泌されるんです!!
このサイクルを乱さないためにも、毎日同じ時間にベッドに入って、睡眠のリズムを整えましょう。
睡眠のためにサーカディアンリズムも考えて
人間の身体には、太陽を基本とした体内時計が刻まれていて、これをサーカディアンリズムといいます。
体内時計の1日の周期の平均は24時間10分といわれています。
ですから、日々の生活で少しづつ体内時計がズレていきます。
8時の朝日の光を浴びると、ズレてきた体内時計をリセットできます。
そして、実際に起床から約14時間経つと睡眠準備を始めるホルモンが出始めることがわかってきています。
ですから、朝7時に起きた場合、夜21時くらいから体内の睡眠準備が始まり、夜22時くらいに就寝するとちょうどいい計算になります。
ですが、近年ではこの22時~2時というより、入眠後3~4時間という説が有力になっています。
このことも踏まえて、23時にはベッドに入り、0時には入民して時にはぐっすり睡眠しているような生活環境を整えることが大切になってきます。
まとめ
- 規則正しい睡眠時間を確保してターンオーバーを正常に!
- 睡眠は食事よりもスキンケアよりも大切!
- 入眠1時間前には部屋を暗く
- 入眠1時間前には脳を刺激しない
- 入浴後20分以内にベッドに入る
- 好きな香りでリラックス
- 好きな寝具類をそろえてリラックス
- 眠れないときは気持ちを切り替えて
- 最初の3時間の睡眠が最も重要!
- ズレてしまった体内時計は朝日でリセット
などなど、できることから取り入れていって快眠して成長ホルモンを分泌させて、赤ちゃん肌に近づきましょう♪
Leave a Reply